2021年9月に行われる
メディカルハーブ検定
検定試験で知識が問われる
15種類のハーブ
今回はそのひとつ
ペパーミントについてまとめました
今回まとめた内容は
試験出題範囲を大幅に外れています
検定を受ける方はあくまでテキストを参考にして下さい!
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もくじ
学名
Mentha piperita(メンタ・ピペリタ)
和名
セイヨウハッカ
科名
シソ科
使用部位
葉部
主要成分
精油(ℓ-メントール、メントン、メントフラン)
フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)
タンニン(ロスマリン酸)
カフェ酸
クロロゲン酸
精油とは
植物に含まれる脂溶性の芳香成分のこと
エッセンシャルオイルともいう
スーっと感じる清涼感のもととなる成分
皮膚に浸透し血管を刺激することで血行促進する作用がある
【ℓ-メントール含有量】
ペパーミント 50~60%
和ハッカ 65~85%
スペアミント ほとんど含まない
和ハッカに特に多く含まれる
メントールににた匂いで清涼感は少ない成分
香り成分
ポリフェノールの一種
抗酸化作用
抗菌・殺菌作用をもつ
フラボノイドには狭義と広義の意味があり、狭義では化学構造の違いによって、フラボン、フラボノール、フラバノン、フラバノール、フラバン、イソフラボンなどに分類されます。
広義では化学構造で2つのベンゼン環が炭素3つで結合された基本構造をもつものをフラボノイド系といい、緑茶に含まれるカテキンや赤ワイン、ブドウの果皮に含まれるアントシアニン、ごまに含まれるセサミンもフラボノイド系に分類されます。
フラボノイドの種類と効果と摂取量(健康長寿ネット)
・抗酸化作用
・抗がん作用
パセリやセロリにも多く含まれる
・抗肥満作用
・抗動脈硬化作用
・抗炎症作用
コレステロールを低下させ脂肪肝軽減や動脈硬化を予防する働きがある
タンニンとはポリフェノールの一種
ポリフェノールとは自然界に存在する苦みや色素の成分です
様々な健康作用があり
生活習慣病予防に役立ちます
・抗酸化作用
・抗炎症作用
・脳の働きを維持する作用
特にシソ科のハーブに多く含まれます
(ローズマリーなど)
・抗酸化作用
・動脈硬化予防作用
細胞をストレスから保護する働きをもち
炎症を抑える効果がある
コーヒー豆や果実に多く含まれる
クロロゲン酸が分解されると
カフェ酸になる
作用
賦活のち鎮静
鎮痙
適応
集中力欠如
食欲不振
過敏性腸症候群
活用方法
胃腸の不調
花粉症
肩こり・腰痛
便秘
二日酔い
口臭予防
部屋の消臭
ペットのケア
ハーブティーやパウダーにして飲用
または
温湿布やスチームにして活用します
育て方
アメリカやインドなど
苗は200円前後からホームセンターなどで
手軽に手に入る
冬には葉が落ちるが
地下茎は生きており
春になると新芽がでてくる
耐寒性・耐暑性に優れていて
育てやすい植物
直射日光で葉焼けするので
風通しのより良い半日陰がおすすめ
種まき ;3~6月
植え付け;4~6月
開花時期;6~10月
収穫時期;年中可能
株分けや水挿しなどで簡単に増やせる
ミントは繁殖力がかなり強い植物です
地下茎やランナーでドンドン増えていき
増えすぎて整理したいと思った頃には
手遅れなほど地下茎が張っています
なので
鉢植えがおススメ
地植えにするか場合は仕切りを入れる方が良いです
ミントにはかなりたくさんの種類があります
ℓ-メントールの項でふれた
スペアミントや
和ハッカ
この他にも
アップルミントや
パイナップルミント
モヒートミント
など
香りや葉の形も様々で
いろんな種類を育てて違いを楽しむのも面白いです
ちなみに我が家には
スペアミントと
チョコレートミントがあります
スペアミントは
ミント特有の良い香り
葉がやや縮れ模様で可愛らしいです
チョコレートミントは
茎が茶色で葉は滑らかで
シュッと先が尖った形
植えている状態では
チョコレートミント臭はわずかですが
ハーブティーにすると
良い香りが分かりやすいです
次は何のミントにしようかな~
種類が多いので少しずつ収集していきます
我が家のミントの育て方はこちらの記事にあります
【ガーデニング初心者でもできる】ミントの増やし方スポンサーリンク