2021年9月に行われる
メディカルハーブ検定
検定試験で知識が問われる
15種類のハーブ
今回はそのひとつ
パッションフラワーについてまとめました
今回まとめた内容は
試験出題範囲を大幅に外れています
検定を受ける方はあくまでテキストを参考にして下さい!
スポンサーリンク
もくじ
学名
Passiflora incarnata(パッシフロラ インカルナタ)
和名
チャボトケイソウ科
科名
トケイソウ科
使用部位
地上部の全草
主要成分
フラボノイド(アピゲニン)
フラボノイド配糖体(ビテキシン)
アルカロイド(ハルマン・ハルモール)
ポリフェノールの一種
抗酸化作用
抗菌・殺菌作用をもつ
フラボノイドには狭義と広義の意味があり、狭義では化学構造の違いによって、フラボン、フラボノール、フラバノン、フラバノール、フラバン、イソフラボンなどに分類されます。
広義では化学構造で2つのベンゼン環が炭素3つで結合された基本構造をもつものをフラボノイド系といい、緑茶に含まれるカテキンや赤ワイン、ブドウの果皮に含まれるアントシアニン、ごまに含まれるセサミンもフラボノイド系に分類されます。
フラボノイドの種類と効果と摂取量(健康長寿ネット)
・フラボン
・フラボノール
・フラバノン
・フラバノール
・フラバン
・イソフラボン
・カテキン
・アントシアニン
・セサミン
アピゲニン
・抗酸化作用
・抗がん作用
・抗菌・抗ウイルス作用
・自律神経を整える作用
1つまたはそれ以上の糖分子に結合した
フラボノイドの事
グリコシドと呼ばれる
糖分子に結合していないものは
アグリゴンと呼ばれる
ビテキシン
・アピゲニンの配糖体
・抗酸化作用
アルカロイドとは植物化学成分のひとつ
窒素を含む有機化合物で
苦みがある
ハルマン・ハルモール
・精神安定作用
・鎮静作用
アピゲニンが末梢神経に作用し
ハルマン・ハルモールが主に中枢神経に作用する
アルカロイドは医薬品のような強い効果はありませんが
決して作用しないわけではありません
精神が不安定、不眠だからといって
過剰は摂取は気を付けましょう
“1日最高800mgを最長8週間の摂取”は安全に使用が確認されています
作用
中枢系の鎮静
鎮痙
適応
精神不安
神経症
不眠
高血圧
活用方法
不安・緊張
ハーブティーにして活用します
苦みがあるので他のハーブとのブレンドがおススメ
育て方
中央アメリカや南アメリカなど
熱帯や亜熱帯
3号ポットで1,300円前後
1号=約3㎝
3号ポットは直径約9㎝の鉢です
一年中緑の葉をつけ
つるで伸びていく
緑のカーテンとしても利用可能
日当たり | ◎ |
水はけ | ◎ |
耐寒性 | 種類によって弱~強 |
日当たりと
風通しの良い場所を好む
パッシフロラ・インカルナタは-15℃まで耐寒性がある
しかし霜や北風にあたらないよう
冬は鉢植えで屋内管理にするか
地植えでも藁を敷いたり
不織布をかけるなどの保護が必要
植え付け;4~6月
開花時期;5~10月
切り戻し;4月・9~10月
種類にもよるが比較的開花時期の長い植物
時計のような特徴的な花が咲く
パッションフルーツ
パッションフラワーの果実はパッションフルーツとして有名
果実として栽培されるのは”エドウリス”(果物時計草)という品種
エドウリスは寒さに弱いので
寒冷地での栽培は難しい
(我が家は地植えして枯れました・・・)
自家受粉しないので
実をつけさせる場合は交配が必要
スポンサーリンク